
哲西町広報誌きらりら7月号より
去る、平成23年4月1日から4月15日の間、岡山大学付属病院から卒後臨床研修医の佐野俊和先生が来られましたので研修の感想を掲載します。
地域医療とはどのようかを学ぶことができました。また、行政や地域住民と十分に連携を取り、協力して町全体で町を良くしていく事の大切さを感じました。
医療の面では様々な患者を診させてもらい、様々な症例を教えてもらうことができました。
感謝しきれないくらい先生方に色々教えてもらえたので十分理解できました。
元々マイナスイメージをあまり持っていなかったのですが、それでもイメージはかなり変わりました。
活気のある町、診療所だったので楽しく仕事をさせてもらえました。
機会があれば是非働いてみたいと思います。
診察がしっかりできること、全身をしっかり診ること。自分がファーストタッチで診るのだから、どこに異常があってもおかしくはないと思うようにすること。
医療の事からプライベートな事まで色々教えてくださり、誠にありがとうございました。
まず始めに、総合診療内科で研修を修了し率直な意見を述べさせていただきます。
私は、平成22年4月より岡山大学病院卒後臨床研修医としてスタートし、産婦人科特別プログラムを専攻しています。新生児から老年女性まで全女性に対する最良の医療を習得するため日々奮闘中です。
総合診療内科では、内科必修、救急必修の総まとめとして選択しました。現在各地で総合診療内科の重要性が認識されていますが、私も医療に携わるうえで必要な科と考える一人です。必修選択内科では、当院腎・免疫・内分泌代謝内科(旧第三内科)、循環器内科を選択し、Common Diseaseに多く触れ、救急必修では津山中央病院で研修させていただき、当院では経験する機会が少ない一次から三次救急まで非常に多くの症例を経験することが出来ました。
現在研修中の産婦人科(県外の市中病院)も含めると三つの病院で研修しましたが、比較的大学病院での研修は、病棟診療が主である中、総合診療内科は病棟診療だけでなく、外来診療も担当させていただき、指導医のもと初期診断、治療を自分自身で行えたことが私の中での大きな収穫でした。上級医が行っている診療を見よう見まねで行うことも始めのうちは非常に大切なことですが、そればかりでは考える能力が育ちません。大学病院など非常に多くのスタッフがいる病院での欠点はそこであると私は考えます。その点当院総合診療内科では、科の性質上病棟患者は非常に少なく(診断がつき次第適切な科へ振り分けるため)悩ましい症例に対しても多く時間を費やし、スタッフ一同でディスカッションしながら鑑別を挙げ治療を決定する方針をとっており、卒後研修医としての疾患に対する考え方を身に着けるには非常に適した科であると思います。また、あまり他病院でも経験することが出来ない外来診療を行うことで、同じ疾患であっても今までと違った方向から疾患をとらえることが出来るようになりました。
卒後研修を行う際大切なことは、Common Diseaseを多く経験しStandardな治療を行うことができることは絶対条件であるが、さまざまな角度から疾患をとらえることが重要であると考えています。また卒後研修の限られた二年間の中で、良き指導医との出会いも大切であると思います。当院総合診療内科では他科出身の先生がほとんどであり、広い範囲の内科一般を最新の見解を踏まえさまざまな角度から疾患に向き合うことが出来る唯一の科であると私は思います。患者に最良の医療を提供するためには努力を惜しまない先生方がみなさんを待っています。
もし卒後研修医で二年目の選択に悩んでいる先生や今後研修先を考えている学生がこの文章を読んでいただき少しでも興味が沸くようであれば一度岡山大学総合診療内科にご連絡の程お願いします。(3)で述べた通り、非常に暖かい雰囲気で迎えてくれるはずです。
場違いで申し訳ありませんが、夢と希望に溢れる産婦人科医療に少しでも興味ある方は岡山大学病院産婦人科までお願いします。

大学病院は症例数が少なく、特殊な症例ばかり扱っていてcommon diseaseを見る機会が少ない。そんな風に考えている人はいませんか?かつては私もそのように考えた事があります。しかし、実際に働いてみて考え方が変わりました。
確かに医師一人あたりが診る患者様の人数は市中病院に比べると少ないかもしれません。しかし、その患者様一人一人が様々な疾患を持っており、一人の患者様から学べる情報は非常に多いです。それこそ高血圧や糖尿病といったcommon diseaseから非常に稀な疾患まで様々です。それらを合併している場合、一つ一つの疾患を勉強すれば何倍もの勉強になります。さらに、目の前で行われる診療は、日本でも最高レベルの指導医たちによる専門的なものです。日々の診療で学べる事は非常に高度で濃密なものとなります。
ここで、そのような専門的な医療機関では研修医が行える処置が限られるのではないだろうか、っという疑問が生まれるかもしれません。その点についても問題ありません。たとえば、私は外科コースで研修しているのですが、手術や術後処置において、一人一人の実力に応じて様々な処置を行うことができます。
大学病院は教育機関でもあります。指導医の先生方が教えるプロである事は言うまでもありませんが、私たち研修医が教育に携わる事にもなります。大学病院には非常に大勢の学生たちが実習に来ています。彼らにとって最も身近な先生は私たち研修医になります。そのため、私たちが彼らに教える事になる場面も少なくありません。いうなれば、一年目から屋根瓦方式で指導する立場になります。
“人が最も成長するとき”、それは“人に何かを教えるとき”です。人に何かを教えるときは、それが何なのかしっかりと理解していないとなかなかできません。自分では理解しているつもりでも、いざ教えるときになると、嫌でも自分の理解が甘かった事に気付かされます。そして、その機会に一生懸命勉強し、一回り大きく成長する事になります。
また、研究機関として大学病院ほど優れたものはありません。日々の診療の中でも研究に携わる事もありますし、学会発表をする機会も得られます。さらに、岡山大学ならART Programで一年目から大学院に入る事も可能です。かく言う私もART Programで大学院にも通っています。世界最先端の研究の生の現場に触れる事ができるというのは非常に大きなメリットだと実感しています。
最後に、大学病院で働く事によって得られる一番の財産は“人と人とのつながり”です。大学病院には、非常に多くの先生がいらっしゃいます。その先生一人一人が日本でもトップクラスの医療を担っている先生です。そのような先生方と共に仕事をし、絆を深めることができます。
私たちと一緒に楽しい研修医ライフを送りませんか?

わたしは外科コースの研修医なので、外科・麻酔科・救急を中心にローテートしています。
大学では症例も少なく、なかなか手技もさせてもらえないと思う方もいるかもしれませんが、実力に応じて色々とやらせてもらっています。手術の執刀だって回ってくるのでモチベーションは十分に保てます。また各種シミュレーター(今後さらに充実する予定だとか)やブタを使ったトレーニングの機会もあり、やる気に応じて練習はいくらでも積めますよ。
確かに症例数は市中病院に比べると少ないかもしれませんが、多様な問題点をもった患者さんが多いので一つの症例から学べることが多く、いい研修になっていると思います。また大学ならではの医療として移植医療にも深くかかわることができます。私もこれまでに肺移植4例(ドナー2例、レシピエント2例)、肝移植2例(ドナー1例、レシピエント1例)を受け持つ機会があり非常に学ぶことが多かったです。
論文執筆や学会発表のようなAcademicな活動も、希望すれば丁寧に指導してもらえます。わたしも近々地方会での発表と、論文が1本完成する予定です。こうした活動をする際に各種文献が入手しやすいのも大学の利点の一つですね。
多くの先生から多くのことを学べる大学病院を選択肢の一つとして是非考えてみてください。
他大学出身の自分にとって、日本でも有数の規模を誇り伝統ある岡山大学という組織に飛び込むことは、正直言って不安でいっぱいだった。しかし、アウェイの環境の中での厳しい研修になるのでは・・・という不安はすぐになくなった。実際病棟に出ると、指導医の先生方も他大学出身者が多く、出身大学など全く関係なく、多忙な中でも皆さん本当に丁寧に指導して下さる。病棟以外でも何度も食事や飲み会にも誘って頂いたりして、研修前の不安が思い過ごしだったことはすぐに分かった。元々、大学という教育機関であること、またスタッフが多いこともあり、教育を受ける環境としても非常に恵まれた環境であると感じる。そして自分たちが意欲的に取り組めば先生方はいくらでも応援してくださり、想像以上に暖かく指導していただいており本当に感謝している。また大学病院での研修でのメリットとして、多くの先生方に顔を知っていただき、人脈を広げることができるということもあると思う。これだけ多くの先生方と繋がりを持てることも大学病院の特徴であり、この事が今後プラスになることはあってもマイナスになることはあり得ない。最後になりましたが、諸先生方、今後の研修、そしてその後も末永く御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
私が大学病院を選んだ理由として、まず高度な専門科目も充実している事があげられます。加えて、医局の雰囲気も間近で感じる事ができるところもあげられます。学生の時に感じた雰囲気とは違う空気を感じることができるかも知れません。また沢山の指導医がいるため、しっかりと教育してもらえます。またそのことによっていろんな考え方、話題を聞くこともできます。特殊な疾患が多い、症例が少ないのではないかと考える人もいますが、やる気によって変わって来るのではないかと思います。総じていえば後悔のない研修生活が送れると思います。

私は外科志望ですが、大学病院を選びました。初期研修では救急や処置をバリバリできる病院にするのか、少ない症例にじっくりと取り組んでいく病院にするのか迷うところではありましたが、結果的に後者を選択したことになりました。
一般的に言われているように、大学病院は患者数が少なく、疾患も専門的であることは事実ではありますが、各科の専門性が高く、指導医の先生が多いため、一つの症例、疾患に対しても様々がな見地を学ぶことができます。また、一つ一つの手技に関しても、じっくりと学ぶことができるため、症例数の割に身につくことも多いと思われます。自分のやり方、物の見方、小さなことでも気にかけて下さり、アドバイスをして下さる先生方がいらっしゃることは、まだまだできることの少ない初期研修の期間には心強く感じられました。
研修後の進路についても、相談できる先生が多く、自分にあった将来設計を立てることが可能です。選択実習、後期の病院、大学院のことなどいろいろと相談にのっていただきました。
また、勉強会なども充実しており、さまざまな知識を身につける機会が与えられます。自分達で企画・運営できるため、先生方のご尽力もありそれぞれの学年、個性に合わせたカラーを出していくことができるのも魅力の一つだと思います。
すてきな先生方、楽しい仲間、かわいい(?)後輩にも恵まれて、良い研修をさせていただいています。
一つ心残りになっていることがあるとすれば、ART programに入らなかったことです。どう考えても絶対お得なので、後輩には勧めたいな、と思っています♪

岡山大学病院での研修もはや1年以上が過ぎました。学生の時とは違い、患者さんを実際に持って治療方針に参加でき、患者さんの良くなる様子をみることができ、とても満足しています。また、どこに行っても先生方が親切に指導してくださり、カンファレンスも多く、勉強になりました。私が、岡山大学病院を選んだ理由は一般的な病気から専門的な知識が必要な病気まで幅広い病気が見られると思ったからです。実際に働いてみて様々な病気をみることができ、一般的な病気をみるのに必要な知識だけでなく、専門的な知識も得られ満足しています。岡山大学病院で働く利点は様々な先生方にコンサルトでき、じっくり考えたり、本や論文など読む時間が十分にとれる点にあると思います。内科や外科の地方会にも参加させていただき、いい経験になりました。これからももっと患者さんと関わったり、治療方針について考えながら、よい医師を目指していこうと思っています。
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