柳井 広之教授
病理診断科は患者さんから採取、切除された組織や細胞を観察して診断を行う診療科です。多くの疾患では病理診断は最終診断となり、患者さんの治療方針決定や予後の予測、治療効果の評価に関与する重要な仕事を日々行っています。また、不幸にして亡くなった患者さんの病理解剖を行い、その結果を次の患者さんに生かすようにするのも私たちの仕事です。
岡山大学では病理診断科と大学院の病理学講座が連携して、専門分野の異なる複数の病理医が診断にあたっており、より精度の高い病理診断を求めると共に、他の診療科と密接な連携をとって患者さんのためになる診断ができるようにと思っています。
当科の初期研修は、将来病理医になりたい人だけでなく、病理診断が関係する全ての科に進む人に門戸を開いています。病理診断について心得を持つことは、今後のキャリアの中で必ず役に立ちます。研修医のみなさんの参加を歓迎します。
下記の項目の習得を目標として、スタッフとともに附属病院の症例の病理診断を行う。スタッフはそれぞれに得意とする臓器を持っており、将来の指向性によって特定の系統の診断を集中的に指導することも可能。
| 大学病院/協力型研修病院 | ||
|---|---|---|
| 内科 | 救急 | 選択必修 |
| 6 | 3 | 3 |
| 大学病院 | |
|---|---|
| 地域 | 病理診断科研修 |
| 1 | 11 |
※初期研修終了後に病理を専門に選ぶつもりの人は選択必修の間に外科系を含む他科を見ておくことを勧めます。受け入れ先との調整ができれば、病理診断科研修の間に他科の研修を組み入れることも可能です。
原則として大学病院での研修となりますが、岡山大学関連病院で短期の病理部門見学は可能です。
| 午前 | スタッフとともにマクロ所見、切り出し |
|---|---|
| 午後 | 検鏡、スタッフによる指導と診断 |
| 夕方 | 細胞診カンファレンス |

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