佐野俊二教授
心臓血管外科ほど臨床の成績が明らかな診療科はありません。腕の差は成績に反映し、良きにつけ悪しきにつけマスコミをにぎわしています。
私は幸いにして 1985 年から 1990 年まで Sir Brian Barratt-Boyes と Roger Mee という世界でも超一流の腕を持つ心臓外科医に師事することができました。
外科医として手術に望む態度、救命のためには決して妥協しない、あきらめない姿勢、そして新しい治療法へのチャレンジ、これらのことを師から学びました。もう一つ大切なことも学びました。それは教育、若い心臓外科医を育てることです。若い人を教育するにはまず自分が模範になるような心臓外科医になることです。若い心臓外科医達の憧れの人になるには自分自身が常に努力、向上していなければなりません。
このような姿勢で今まで治療、教育、研究を行ってきました。私達をたよってこられる患者様に世界のトップレベルの医療を提供すること、入院して手術を受けられた方が全員笑顔でお家に帰られること、これが私の目標であり、一緒に働いている心臓血管外科医、小児科医、循環器内科医、麻酔科医、看護師、人工心肺技師など我々の仲間すべての願いです。
地域の方々の心臓病の治療が中心になりますが、ここでトレーニングを受けられる若い医師、特に心臓血管外科医はプロフェッショナルな心臓血管外科医として、世界に羽ばたいてほしいと願っています。
心臓血管外科ほど手術の腕の差により、成績が異なる診療科はありません。腕の差は、治療成績に強く反映します。腕のよい心臓血管外科医になるためには、己の絶え間ない努力と、腕のよい師を持つことが必須です。
私は、岡山大学でトレーニングを受けられる若い心臓血管外科医に、これを提供いたします。世界に羽ばたいて私を乗り越えてほしい。
これが私の願いです。






基本方針
| 1~2年 | 高知近森病院 | 地域医療、救急医療等、豊富な病院での初期研修 |
|---|---|---|
| 3~4年 | 広島市民病院 | 大学病院と同等の質・量を誇る施設での外科専門医取得を目指す |
| 5年 | 新東京病院 | 関東の大きな施設での更なる研修 |
| 6~9年 | 岡山大学病院 | 年間400~500例の心臓手術、世界に通用する医療 大学院での研究 |
| 10年~ | 海外研修 | 基礎、臨床 帰国後、大学または関連施設でのスタッフ 優秀な人は、岡山大学、昭和大学、昭和大学横浜市北部病院などの大学施設で教育、研究にも従事 |
| 1~2年 | 福山市民病院 | 豊富な外科症例と救急 |
|---|---|---|
| 3~4年 | 香川県立中央病院 | 豊富な外科症例とステント治療など最新の治療を積極的に行っている施設での研修 |
| 5年 | 昭和大学 横浜市北部病院 |
関連の異なった施設での研修 |
| 6~9年 | 岡山大学病院 | 年間400~500例の心臓手術、世界に通用する医療 大学院での研究 |
| 10年~ | 海外研修 | 基礎、臨床 帰国後、大学または関連施設でのスタッフ 優秀な人は、岡山大学、昭和大学、昭和大学横浜市北部病院などの大学施設で教育、研究にも従事 |
以降は皆同じ。
| 外科研修 | 心臓外科研修 |
|---|---|
|
|
| その他 | |
| アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、ポーランド、オーストリア、ニュージーランド等に研修施設あり。 | |
| AM 7:30- | 朝の患者回診(患者28人) |
|---|---|
| AM 8:00- | 早朝カンファレンス 昨日の入院の報告 |
| AM 8:30 | CCUカンファレンス |
| AM 9:00-12:00 | 手術手洗い VSD(第1助手) |
| PM 1:00- | 昼食 |
| PM 2:00- | 教授回診のプレゼン |
| PM 3:00- | カルテ、手術記録整理 |
| PM 5:00-6:30 | 大学院講義 |
| PM 7:00- | 当直医に申し送りの後 帰宅 |
| AM 7:30- | 自分の受け持ち患者回診 |
|---|---|
| AM 8:00- | 早朝カンファレンス 昨日の入院の報告 |
| AM 9:00- | 手術手洗い ASD(術者) |
| PM 1:00- | 手術手洗い FONTAN手術(第二助手) |
| PM 4:00 | 術後患者管理 |
| 本日は患者が落ち着いていたのでPM 8時に帰宅 |
NHKプロフェッショナル他、多くのテレビに出演されている有名な佐野俊二教授の下で、心臓血管外科研修をしてみませんか?研修内容はハードですが、それから得られるものは無限です。
全世界(アメリカ、カナダ、オーストラリア)で活躍中の先輩に続き、思う存分自分の力を試してみませんか? 経歴、出身などまったく関係ありません。我々はその場を提供します。やる気のある人を求めます!
私は、手術により「治す」ことは素晴らしいと思ったこと、また先天性心疾患の手術の複雑さと「正しい(生きることのできる)回路に作り直す」要素に興味を持ったことからこの科を志しました。
まさに命を扱う現場である以上、厳しさは当然ありますが、少しでも患者さんの力になることができた時は充実感を味わっています。
心臓外科医になるためには、手術はもちろんのこと、術後管理、人工心肺など身につけなければならないことがたくさんあります。全国から患者さんが集まってくる当科で一緒にトレーニングできる仲間をお待ちしています。共にがんばりましょう。
卒後5年目 医員
東京医科歯科大学を卒業し、東京の病院で2年間初期研修をした後に高知の近森病院で一般外科、心臓血管外科を含め3年間の研修を受けました。今年の4月から大学の心臓血管外科で研修を積んでいます。まだまだわからないことだらけで、ついて行くのが大変です。しかし、症例も全国から集まってくるので多くの症例を経験することができ、やる気があればたくさんのことが学べると思います。時にはしんどいこともありますが、若いうちはそんなものだと思います。ともにがんばりましょう。
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