岩月 啓氏 教授
私たちは、1)臨床重視の探求的皮膚科学と、2)全身を診る皮膚科学を追求しています。診断、検査から治療までを自分で完遂できるのも皮膚科の魅力です。あなたも皮膚科医の眼と診療技術を養いませんか。
病棟グループに組み込み、後期研修レジデントと同様に研修していただきます。しかし、皮膚科の中でも皮膚病理、皮膚外科、皮膚アレルギー、リンパ腫など、興味や進路にあわせて希望に添った研修内容をお約束します。
皮膚科医専門医を目指す研修医、皮膚科医になることを目的としない卒後の臨床研修においても、皮膚に出現する多種多様の病状を正確に把握し、理解し、又、皮疹を手がかりとして潜在疾患・重症疾患を早期発見できる能力を修得させ、プライマリーケアの一助とするのを目的とする。 具体的には、1)真菌検査、細胞診、ギムザ染色などを外来で自ら行い真菌症、細菌感染症、ウイルス感染症に必要な手技を学ぶ。2)基本的な皮膚生検法の技術、皮膚切開、縫合術を学ぶ。3)創傷に対する基本的は治療手技を学ぶなどである。

| 初年度[月] | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 他科志望 | 内科 | 救急 | 選択必須 | |||||||||
| 皮膚科志望 | 内科 | 選択必須 | 救急 | |||||||||
| ART(皮膚科志望) | 内科 | 選択必須 | 救急 | |||||||||
| 2年目[月] | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 他科志望 | 地域 | 選択科 | 皮膚科 | 選択科 | ||||||||
| 皮膚科志望 | 地域 | 皮膚科 | 選択科 | 皮膚科 | ||||||||
| ART(皮膚科志望) | 地域 | 選択科 | 皮膚科 | |||||||||
(今後、大幅に追加予定)
| 午前 | 午後 | |
|---|---|---|
| 月曜日 | 外来 | 病棟 |
| 火曜日 | 外来・手術・病棟 | |
| 水曜日 | 外来・病棟 | |
| 木曜日 | 外来 | 回診・カンファレンス |
| 金曜日 | 外来・手術・病棟 | |
| 土曜日/日曜日 | ||
私が皮膚科で研修したのは、初期研修2年目の4月でした。平成22年度からのローテーションプログラムの変更に伴い、基本的に初期研修1年目で必修科を終了し、2年目からは自由選択ができるようになっています。元々皮膚科に興味があったことと、どの科に進んだとしても、必ずと言っていい程皮膚科疾患に遭遇する機会が多いという1年目の教訓から、皮膚科研修を6週間選択しました。
岡山大学病院皮膚科の具体的な研修内容は、平日は午後までは外来(診察助手、処置)、その後は病棟業務で、教授回診、組織カンファレンス等が各曜日にあるので、その際入院患者さんのプレゼンテーション、経過報告等を行い、手術日には基本的に担当症例の手術に入ります。大学病院という性質上、入院患者さんは必然的に稀で難しい症例が多いのは事実ですが、その分勉強になりますし、外来では頻度の高い疾患をみることができ、かつ一般的な処置(生検、創傷処置、光線療法、疣贅・鶏眼・胼胝・陥入爪の治療等)を学び、実践する機会も多いため、補完的に研修できると思います。
また医局の雰囲気が温かく、丁寧かつ熱心に指導していただけること、研修期間が短いこともあり、重点的にやりたいことに関して配慮いただけることも、大きな魅力のひとつです。
最後に、私が特に皮膚科を研修して良かったと思えることは、外用薬の使い方、創傷処置の仕方を学べたこと、外来で短期間ですが複数の症例を見たことで、皮膚現症の記載が以前よりは分かるようになったことです。また、一般内科診療でも、皮膚科外用薬を処方することがありますが、皮膚科医の処方の模倣だけでは適切な治療はできないということを改めて実感しました。他科に進んだ際、適切に皮膚科紹介するためにも、とても勉強になり、良い研修ができたと思います。
(研修医2年目 中野 由美子)
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