森田潔教授
岡山大学麻酔科蘇生科は昭和40年に開講し、数多くの麻酔科医を育ててきました。卒後臨床研修では麻酔管理における基本的な知識と手技の習得を第一目標としています。さらに習熟度に応じて集中治療、ペインクリニックも経験できるよう柔軟なプログラムを用意しています。一人でも多くの研修医の先生方のご参加をお待ちしています。
気道確保、気管内挿管など基本的な手技をはじめ、手術麻酔の基本を習得します。また、術前回診から術後回復室管理、術後病棟回診まで一貫して行うことによって周術期全身管理の基本を学びます。
薬理生理学モデルが組み込まれたコンピュータ制御マネキンを用いて擬似臨床トレーニングを行います。また、発生頻度が低いがひとたび起これば致命的となる症例の診断と治療を経験し、臨床研修のみでは不十分になりがちな点を補います。
術後患者さんを中心に人工呼吸管理、循環管理、血液浄化療法など集中治療医学の基本的な知識と手技を習得します。
上級医とともに入院患者さんを受け持ち、診断から治療までを一貫して行うことによって疾患への知識を深めるとともに、患者さんに対する医師としてあるべき姿を習得します。
| 大学病院/協力型研修病院 | ||
|---|---|---|
| 内科 | 救急+麻酔科 | 麻酔+選択必修 |
| 6 | 3 | 3 |
| 大学病院/協力型研修病院 | |
|---|---|
| 地域 | 専門研修に準ずる研修(麻酔科) |
| 1 | 11 |
初年度の中に麻酔科の選択の幅をとることが可能です。(この期間は麻酔科標榜医や認定医などの資格認定の麻酔専従期間として認められます)岡山大学病院麻酔科蘇生科での研修は,充実したスタッフによる熟練した教育体制でおこなっており,卒後臨床研修期間内は大学病院での研修が最適と考えております。麻酔科蘇生科を3年目以降も選択した場合は,順次3年目より希望にて研修は市中病院へと継続されて参ります。
麻酔科蘇生科では,気管挿管や血管確保をはじめ蘇生などに必要な処置や,他科でも必要となる輸液,鎮静薬の知識を学ぶことができます。これらを比較的短期間で集中的に習得できるのは麻酔科だけです。将来的に麻酔科を選択しなくても,研修医全員がある程度の期間,岡山大学麻酔科で研修されることをおすすめします。
研修期間の2年間は麻酔科としては協力型病院での研修はありません。麻酔科選択の場合,3年目以降より,中四国を中心に関連大病院での研修へと移行されます。
| 7:00 | 家を出発 |
|---|---|
| 7:15~7:40 | 麻酔準備 |
| 7:40~7:55 | モーニングカンファレンス「帯状疱疹後神経痛」 |
| 7:55~8:15 | 症例カンファレンス、ICU/CCU申し送り |
| 8:15~12:10 | 副鼻腔炎に対して顎動脈結紮術施行の麻酔 |
| 11:00~11:30 | 昼食休憩 |
| 12:50~15:25 | 鼻中隔矯正術・翼突管神経切除術の麻酔 |
| 15:50~18:20 | 耳下腺・顎下腺摘出術の麻酔 |
| 16:15~17:00 | 翌日の麻酔の術前訪問 |
| 17:00~18:00 | ICUカンファ |
| 18:00~18:30 | 薬剤説明会 |
| 19:20 | 症例3の退室指示(回復室から病棟へ帰る指示 |
| 19:45 | 帰宅 |

私は研修生活の最初の4ヶ月を麻酔科からスタートしました。ルート確保や挿管などの麻酔科で習得できる手技はどこの科でも必要になるものだし、麻酔管理を通して全身状態を把握し安定させる術を学べると思ったからです。実際に研修してみて期待以上に多くのことを学ばせてもらっています。
研修中は特定の指導医の下につくわけではなく、毎日違う先生の元で指導を受けます。沢山の先生がおられるので、色々な考え方を知ることができ勉強になることが多いです。これはマンパワー豊富な当院麻酔科の大きな特徴の一つだと思います。
また将来麻酔科を志望するしないに関わらずどの先生も熱心に指導してくれます。実際私は外科志望ですが、多くの先生にときに厳しくときに優しく、しょっちゅう叱られときどき褒められ楽しく研修できています。
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