センター長:金澤 右


岡山大学病院
病院長
卒後臨床研修センター長
金澤 右

 私は、私たちの働いている岡山大学病院が大好きです。岡山大学病院には、患者さんに誠実に明るく接し、患者さんのために労苦をいとわない素晴らしい職員にあふれているからです。ですから、多くの患者さんは、岡山大学病院を好ましく思い、頼りにしてくださっていると思います。

 そんな私たち岡山大学病院の使命は、特定機能をもつ大学病院として患者さんに最先端の医療を提供することですが、もう一つの大事な使命は、有用な医療人を多く育成して社会に貢献することです。私たちが岡山大学病院に育ててもらったように、私たちも若い仲間を岡山大学病院で慈しみ育て、やがてその若い仲間が彼らの後輩たちをまた育てる、そのような教育の循環こそが、岡山大学病院の大きな財産だと思います。

 大学病院での研修にしかできないこと、それは、大学病院ならではの科学的な臨床マインドを多くのスタッフから学び、その実践を医療の現場で共に展開し、共に成長することだと思います。岡山大学病院の卒後臨床研修センターは、今やわが国でも有数の教育スタッフ、内容、そして設備を有する卒後臨床研修センターになりました。柔軟性に富む様々なプログラムが、医療人としての広い視野と心構え、確実な医療技術を育成します。岡山大学病院での充実した研修だけでなく、中国四国地方を中心として連携する多くの関連病院での実践的な研修も合わせ、若き医師たちが、医師としての人生のスタートを歩み出し、悩み、成長していく過程をしっかりと積み重ねていくには最適な環境です。

 研修医の皆さんが学ぶ私たちの岡山大学病院は、患者さんやそのご家族と真摯に「向きあい」、地域の方々や社会と密接に「つながり」、世界に羽ばたいて「広がる」ことを目指しています。Facing your Face, Facing our community, Facing the World、研修医の皆さん、未来の素晴らしい医療人を目指して一緒に働き、学びましょう。

医科研修部門長:豊岡 伸一


岡山大学病院
卒後臨床研修センター
医科研修部門長
豊岡 伸一

 今から26年前、私は研修医として施設を選ぶにあたり、3つのポイントを重視しました。それは「豊富な症例を経験できる」「指導体制がしっかりしている」「多くの技術を習得できる」でした。岡山大学病院で研修をスタートし、その後岡山大学の関連病院に赴任しました。この研修の間の2年半は、私にとっては大変充実した研修期間であり、大変満足できる研修となったのです。さて、初期研修について考えている皆さんは、間もなく医師としてスタートラインにつくにあたり、不安感、あるいはワクワク感など様々な気持ち芽生えていることかと思います。そのような時には、ぜひ、岡山大学病院での初期研修について考えてみてください。

 ここで、岡山大学病院の紹介をします。2020年には創立150年となる長い歴史と伝統を紡いできた岡山大学医学部は、わが国の医療・医学を牽引するあまたの医師・研究者を輩出してきました。現在、岡山大学医学部・病院と深いつながりがある関連病院は、約250施設にものぼり、岡山大学から輩出された人材が、これら多くの関連病院で岡山大学の伝統を継承し、各病院を発展させています。

 さて、2010年に行われた卒後臨床研修制度の改定により、より柔軟で、魅力的な研修を策定・運用できるようになりました。2020年からは一般外来、外科、小児科、産婦人科、精神科が新たに必須診療科になりますが、今後も岡山大学病院では、研修医の先生の希望やニーズに応じた研修ができるようにプログラムを改良しています。また研修2年目を対象の中心にして、専門研修ができる先進プログラム・産科婦人科特別プログラム・小児科特別プログラムを設けています。この取り組みでは、約120の研修病院と連携した柔軟性の高いコース設定によって、自由度の高いプログラムを組めるよう工夫しました。さらに、グローバルな視野をもった医療人を育成するために、海外研修プログラムや海外からの招聘カンファレンスに参加する機会を準備しています。

 「高度な医療をやさしく提供し、優れた医療人を育て、社会・地域の持続的な健康増進に貢献します。」これは、岡山大学病院の理念です。この理念に支えられた岡山大学病院で研修される皆さんは熱心な指導医のもとで、希望に応じて豊富な経験を積み、技術の基本を習得し、さらに医師としての品格をまとうことでしょう。それは、これからの皆さんの医師人生にとって、かけがえのない宝物になると確信しています。多彩な魅力を備えた岡山大学病院で、充実し高揚感に満ちた初期研修を始めませんか。